・申立てが受理されると
仮執行宣言の申立てが受理されると、裁判所の書記官は審査を行い、仮執
行宣言付支払督促を発付します。
この手続では、当初の支払督促申立ての場合と同様に、(クレジットカード現金化の際の)
債務者を呼び出して内容面での審理を行うといったようなことはありません。
あくまで、書面だけを審査して手続が進められます。
仮執行宣言付支払督促が発付されると、裁判所に保管されている支払督促
の原本に仮執行の宣言文がつけられます。
この時点で支払督促に執行力が生じることになります(クレジットカード 現金化の際、注意)。
仮執行宣言付支払督促が発付されると、それを当事者双方に知らせるため
に、仮執行宣言付支払督促の正本が債権者と債務者に対して送達されます。
支払督促の正本が債務者だけに送達されるのとは異なり、仮執行宣言付支
払督促の正本は債権者にも送達されることになっています。
債権者がいざ強制執行をしようというときには、手続上、仮執行宣言付支払
督促の正本が必要になるからです。
この送達が到着すれば、債権者としては戦闘体制完了ということになります。
前述したように、仮執行宣言がつけられると、支払督促が確定しな くても強
制執行の申立てができるようになります(クレジットカード現金化の際、注意)。
強制執行は、債務者の意思に関わらずに強制的に債権を実現する手続です。
